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イメージの視覚化

 いつ頃だったか忘れましたが、バスケットボールのシュ-トの練習について読んだことがあります。たしか、シュートの練習はどのようにやるのですか。と言う質問に、ボールを使って実際にシュートの練習をしたり、シュートするイメージを視覚化する練習もします、というようなことが書いてあったように覚えています。

 
 シュートする際のフォームをイメージトレーニングするのではなく、実際にボールをシュートしてゴールに入るまでを、イメージするトレーニングのように私は思いました。たとえば、ボールをリリースして、ボールが弧を描き、ボードにドンという音を立てて当り、反射してゴールにガシャという音を立てて入る、という一連のボールの動きをイメージするのを何度も繰り返すのです。実際にボールを投げて入れる練習と並行して訓練すると効果的だと云うことです。
 
 私ごとで申し訳ありませんが、結婚してから硬式テニスというものをカミさんに教えてもらいながら始めました。中学時代1年間軟式テニスをやっていましたので、ドライブを掛ける打ち方はよく知っていました。それで硬式テニスであろうが楽勝だろうと思ってカミさんとラリーをしたのですが、とんでもない方へボールが行ってしまうのです。当初はコートの周囲のフェンスを越えて、ホームランばかり打っていました。とうとうカミさんは頭にきて、ボールを拾いに行かなくなったのでやむなく私が拾いに行きました。
 
 しばらく練習して何とかラケットにボールが当り、そこそこボールをコントロールできるようになったので、近場の練習場へ行くことにしました。そこにはネットの向こうに側に、一定の間隔でボールを打ち出す機械がありました。野球のピッチングマシーンのような機械です。ネットの向こうから、ほぼ同じ位置にボールを打ち出してくれるので、初心者には安定したフォームで打てるので良い練習になります。
 
 しかし、単調です。そこで、目標を定めて、そこをボールで当てることにしました。私は、その目標をマシーンの穴、つまりテニスボールの飛び出し口を目標に定めました。最初は目標の近くには行くのですが、狙い通りには当たりませんでした。そのうち、打ち返したテニスボールがマシーンの飛び出し口に戻る軌道をイメージしました。そして、ラケットで打ち返した時、ボールに「戻って行きなさい」、と念じて打ちました。そうしたところ、ボールは私が抱いたイメージ通りの軌道を描いて飛び出し口に入り込みました。
 
 次はマシーンからボールが2個飛び出してきました。こちらには来なかったと思います。その次のボールも同じように「戻って行きなさい」と念じて打ち返しました。そうしたところ、同じように飛び出し口にすっぽりと戻りました。結局2回成功しただけなので、当時はタダのまぐれかなと云った程度の記憶として残っていました。
 
 それから暫くして、全国展開しているスポーツクラブに入会し、そこのテニススクールに入りました。コーチも加わってダブルスのゲームをしたのですが、コーチとスクール生のペアを相手にした時のことです。相手側のサーブを私がリターンしたのですが、ネットの上10cmを通過するイメージでリターンしました。しかし、ボールにスピードはあったのですが、明らかにネットの上部に張ってある白いテープ部分の下に当たる軌道を飛んでいきました。コーチは一瞬ボレーする動きを見せましたが、ボールがネットに掛かると判断したのでしょう、ボレーの動きを止めました。その瞬間私の打ったボールはネットを超えて、コーチの横をすり抜けて行きました。「ネットを超えてくれと」念じたところ、ネットのすぐ前でボールがポコッと浮き上がってネットを超えたのです。まるでボールに意志があるようにネットを跨いでいったのです。直ぐ脇にいたコーチはエッというような表情をしましたが、私は正直驚きました。その時の状況を今でも鮮明に覚えています。
 
 一球入魂といいますか、自分が持つイメージをボールに伝達すると、ボールはそのように動いてくれるような気がします。ボールにイメージを伝達する際には相当な集中力が必要ということがわかりました。
 
 成長著しいテニスプレーヤーの錦織選手やNO.1のジョコビッチ選手などランキングプレーヤのゲームを見ていると、単に来たボールを打ち返しているだけではないですね。ボールを打ち合いながら、素早くゲームの組立をイメージしながらコート上を走り回っているのだろうなと想像しています。
 

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